「幸せ」とは何なのか。
こんにちは。宮岡です。
やっとまともなブログの記事を書けそうです。
いや、読者1人なんですけどね。
今日はやっと暇な日です。読書がはかどります。
何なら今まで読書出来てなかった敗北感(?)から、多少嫌々本を読んでいる状態です。よく考えると、不思議な行動ですよね。
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さて、今日読んだ本の中で「幸せ」というものを考えたいと思います。
シンプルに、人間は目標を達成したときに幸福度を増すそうですが、その目標の立て方はどのようなものが理想的なのでしょうか。
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―僕らは人生を通して快楽と意義のハイブリッド・娯楽と努力のハイブリッドで生きています。
例えば、勉強は知識を蓄えることを趣味とする人にとっては「娯楽」なのでしょうが、1時間を超えて勉強しようとすると頭が疲れてきて「娯楽」感は薄れます。
「娯楽」感が薄れる代わりに、僕たちは「努力」を以て達成感やランナーズハイのような快楽を経験します。
音楽やスポーツもそうでしょう。練習の序盤は楽しいかもしれませんが、後半にかけて辛くなっていくものです。
また、人間にはON・OFFがありますから、OFFのときに活発さを求められるとほぼ例外なく苦痛を感じます。
なので、楽しいスポーツであってもOFF時に活動を強いられると「娯楽」感はなくなるでしょう。
では、規模をより大きくして考えます。
例えば、無限にチョコレートを食べれるパーティーに参加したとき、多くの人は「快楽」を覚えます。しかし、そこに「意義」は(おそらく)存在しません。
「意義」が存在するのは、例えば道で倒れているおばあさんを助ける瞬間や、読書を通して自分を磨くときです。
「意義」を感じている時に、「快楽」を同時に感じるとは限りません。
仕方なく、嫌々おばあさんを助けることもあるだろうし、今の僕のように(ある程度)嫌々読書をする人も居ます。
嫌々行うことにチョコレートのような快楽(「本能的な快楽」というとわかりやすいですね)は存在しないでしょう。
しかし、「意義」ばかりを追いかけていても、辛い人生です。
時にはインターバルが必要で、休息を要します。
だからこそ、「意義」と「快楽」をハイブリッドさせなければなりません。
先ほど述べた目標を立てて達成するという一連の流れは、専ら「意義」に含まれるものです。
まとめると、この「目標→達成」という意義のカテゴリで、我々は幸福度を増すことが出来ると言えるでしょう。
もちろん、チョコレートを食べたり、YouTubeで面白い動画を見たりしていても(一時的に)幸せになれますし、この短期的な幸福も非常に大切です。
いわば、炭水化物と糖分の関係に似ています。炭水化物は時間をかけてゆっくりエネルギーになります。それに対して、糖分は瞬時にエネルギーに変換されます(そのために、急激にインスリンが分泌され、疲労感をもたらすことも多いのですが)。
もっと明確に言うと、意義が炭水化物で、快楽が糖分です。
どちらかが欠けると栄養バランスに偏りが生まれます。先ほどから「ハイブリッド」という言葉を多用していますが、まさに僕らの体はこれらの栄養素をハイブリッドさせていると言えます。
ということで、目標を立てて達成することが重要です。
とはいえ、非現実的な目標を立てたり、具体的すぎる目標を立てることは、(自分にブーストをかけてパフォーマンスを向上させることには役に立つかもしれませんが)幸福度の向上にはつながらないでしょう。
あとから振り返ったときに、多少脳による補正がかけられる余地を残すべきです。
つまり、すこし大雑把な目標にしておくことで、「うん、達成できたよね」って思えやすくなることが大事だということです。(もちろん「幸福度」の観点の話ですが)
そして、その目標は「成長」とも言い換えられます。
成長は、自分の性格を打破することでもあります。むしろ、性格というマントを引きはがして可能性を広げることとも言えます。
しかも、性格が「打破される・変えられる・引きはがされる」という状態は、幸福に対する感受性を上げることにも繋がります。
「ポジティブな性格」や「ネガティブな性格」が存在することを考えれば納得いくでしょう。
目標を達成し幸福を味わい、その達成したアウトプットとしての性格の変化がより幸福感を増し、連鎖していくと、二次関数のように成長できます。
そして、二次関数のように幸福に、豊かになります。
また、性格を打破するためには、自分らしさから多少抜け出してみることが大事です。
そのために必要なものは、言葉と栄養だけです。つまり、心と体だけです。
ということで、僕は今、成長加速度を増すような、性格の変え方・打破の仕方を学ぼうとしています。
自分に適用させるもは、もちろんですが、他人に適応させてみても面白いだろうという考えです。
ということで、後半頭が疲れて失速しましたが、この辺にしておきますね。