成功って結局何が成功なのだろう
こんにちは。宮岡です。
今、図書館で本を読んでいるのですが、思い付いたことがあったので、急いでブログを書いています。
今、「ザ・フォーミュラ」という本を読んでいます。
科学的に、成功の法則を解き明かすという本なのですが、いままでの内容を超簡単に要約すると
・評価の基準が明確な分野(テニスなど)では、パフォーマンスが成功を生む。
・評価の基準があいまいなもの(芸術など)では、文脈とネットワークが成功を生む。
ということです。
成功は、他者からの評価に左右されます。
他者がAというものに対して付けた価値がそのまま、成功に比例すると考えていいでしょう。
例えば、年収ですね。テニスのパフォーマンスがよければ、観客やファン、スポンサーはその選手を評価します。
その評価の度合いが、そのまま年収に反映されます。
平たく言えば、強いテニス選手は、高年収だということで、それを支えているのは他人からの評価です。
では、人が何かを評価する際、何を基準にして評価しているのでしょう。
テニスであれば、個人戦ですから、その人の戦歴を以て評価するでしょう。
点数や、勝ち負けという数字のようなものを以て評価することが出来ます。
むしろ、点数や勝ち負けという確固たるものに注目することにより、一定の客観性を担保していると考えられます。
しかし、芸術ではどうでしょう。
芸術に数字を付けることはできません。
だからこそ、客観性を担保する時、「主観の集まり」を考えるしかありません。
AさんもBさんもCさんも・・・Zさんも「この作品は素晴らしい」と言っている。だから、かなり素晴らしいのだろう。
そういう判断をするしかなく、「みんなが言っているのなら正しい」という世界になります。
では、Aさん・・・Zさんが、その作品を素晴らしいと感じる所以は何か。
それは、その作品と結びついた状況やパッションでしょう。
簡単に言うと思い込みに過ぎないということです。
要は、成功ってなんやねんと()
思い込みが成功の源なら、成功も思い込みなんじゃないかと、そう思ってしまいます。
僕に残された道はただ一つ。
とりあえず、この本を読み切ることですね。